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【経緯と思い|海外で活躍する日本人】
ヒト・モノ・情報が全世界をあっという間に飛び交う、そんなグローバル時代に突入しました。国が異なれば文化・民族・言語等、日本国内とは大きく異なる環境・状況が存在します。
そこで、海外で活躍している日本人プレイヤーの方々に失敗談・苦労話・抱える不安・成功談等の体験談を共有して頂きました。もっと海外について多くの方に知ってもらう機会を増やしたい。海外で挑戦する若いチカラを増やしたい。素晴らしい日本を創っていってもらいたい!そんな思いから始まりました。
ヒト・モノ・情報が全世界をあっという間に飛び交う、そんなグローバル時代に突入しました。国が異なれば文化・民族・言語等、日本国内とは大きく異なる環境・状況が存在します。
そこで、海外で活躍している日本人プレイヤーの方々に失敗談・苦労話・抱える不安・成功談等の体験談を共有して頂きました。もっと海外について多くの方に知ってもらう機会を増やしたい。海外で挑戦する若いチカラを増やしたい。素晴らしい日本を創っていってもらいたい!そんな思いから始まりました。
<PROFILE>
海外で活躍する日本人:ネルソン水嶋さん
場所:ベトナム(ホーチミン)
所属:ライター&ブロガー
業界:メディア
特徴:元ITエンジニアからベトナム人気ブロガーへ転換ストーリー
海外で活躍する日本人:ネルソン水嶋さん
場所:ベトナム(ホーチミン)
所属:ライター&ブロガー
業界:メディア
特徴:元ITエンジニアからベトナム人気ブロガーへ転換ストーリー
LIFEWORK
ベトナムに来たきっかけとは?
もともと東京でシステムエンジニアの仕事をしていたのですが、27歳の時に退社し、人生初のパスポートを取得し海外旅行に行くことにしました。Twitterで繋がったベトナムで働く日本人の方に会った際に、「うちの会社にこない?」と誘われ、面白そうだなと二つ返事で働くことを決めました。
海外で働くなんて、自分のそれまでの人生では全く考えてこなかったことでした。そこの会社でWeb ディレクターとして(日本の親会社も含め)8か月間勤務しました。
なにか特別な思い入れがあってベトナムに来た訳ではなく、なりゆきそのものでしたね。
海外で働くなんて、自分のそれまでの人生では全く考えてこなかったことでした。そこの会社でWeb ディレクターとして(日本の親会社も含め)8か月間勤務しました。
なにか特別な思い入れがあってベトナムに来た訳ではなく、なりゆきそのものでしたね。
日常生活で不足に感じたこと、身につけたいスキル、欲しいものは何ですか?
今後の予定や時間の制約もあるので身につけるかは別として、欲しいものを挙げられるだけ挙げます。ベトナム語、英語、自分とはなるべく環境の違う友人、あとは何よりも健康です。それから、文章と写真撮影のスキル、最後にライターから一歩踏み出せるようなスキルです。たとえばですが、イラストを描くとか。何を選ぶかは考え中。
ベトナムに移住する上で不安なことは何でしたか?
全くなかったです。むしろ日本に居続ける方が不安でした。
学生の頃から広告やエンターティメントなどクリエイティブ系の仕事に興味があったのですが、もし日本で転職するとしたら、「今まで何をしてきたか?」という経験を重視しますよね。そういった点から、私にはエンジニア以外の道を選びづらかったのですが、正直好きではなかったので辞めたということもあって意地でも同じ業界に戻りたくなかった。
自分にとって海外に行くということは、日本にいることよりもポジティブな考えでした。心機一転し、本当にやりたい仕事をするならこれまでと全く違う環境に身を置いた方がいいなと思って、誘いに乗る形でベトナムに来ました。
学生の頃から広告やエンターティメントなどクリエイティブ系の仕事に興味があったのですが、もし日本で転職するとしたら、「今まで何をしてきたか?」という経験を重視しますよね。そういった点から、私にはエンジニア以外の道を選びづらかったのですが、正直好きではなかったので辞めたということもあって意地でも同じ業界に戻りたくなかった。
自分にとって海外に行くということは、日本にいることよりもポジティブな考えでした。心機一転し、本当にやりたい仕事をするならこれまでと全く違う環境に身を置いた方がいいなと思って、誘いに乗る形でベトナムに来ました。
BUSINESS
現在、ベトナム情報を日本人に発信する「べとまる」という有名ブログを運営されていますが、そこに寄せる思いとは?
ベトナムに来るきっかけになった会社は4ヶ月で早々に辞めてしまいました。しかし、もともと新規事業を始める予定だったこともあり、何か新しいことをやろう!と考えていて。ベトナムの日常はすごく面白いことが起こるので、それをネタにして日本に向けて発信したら面白いんじゃないかな?という気持ちで始めました。お笑いが好きだったし、ブログも書いていたから、というのもあります。だから、当初は「ベトナムを知ってもらいたい」と言う気持ちはそれほど強くありませんでした。
それでもブログを書き続けていると、日本語がわかるベトナム人の方たちも見てくれていることが分かり、「ベトナムのことを書いてくれてありがとう」と言ってもらえる機会が増えたんです。そこからベトナムのことを知ってもらいたいと本心から思うようになりましたね。
それでもブログを書き続けていると、日本語がわかるベトナム人の方たちも見てくれていることが分かり、「ベトナムのことを書いてくれてありがとう」と言ってもらえる機会が増えたんです。そこからベトナムのことを知ってもらいたいと本心から思うようになりましたね。
ブログや記事を書くのは以前から好きだったのでしょうか?
高校・大学時代、携帯メルマガでコントのようなことを書いて発信していたんです。400人ほど読者がいたのですが、それを見て面白いと言ってくれる人がたくさんいて。単純にそれが気持ち良かった。だからブログという形を選ぶことは自分にとって当たり前でした。
どうやったらそんなにネタが出てくるのですか?
出て来るというか、ふつうに暮らしていれば溜まっていく感じです。日常の中で疑問や驚きを感じたら、これってネタにならないかな?と考えることがクセになっています。逆に、出そうと思って出て来るものは割と苦しいネタばかりなので、これが良いことか悪いことか分かりませんが。
ベトナムで日本人として注意すべきことはありますか?
相手への理解を国籍でごまかさないことだと思います。当たり前のことなんですが、どんな相手もステレオタイプに見ちゃいけないと思ってます。外国人の視点だとベトナム人の傾向が分かりやすいだけに、「ベトナム人はこういう人たち」とひっくるめて考えがちになると思います。逆に、日本に住む外国人も「日本人はこういう人たち」と思ってるかも。でも、目の前の相手は一人の人間で、そういう姿勢で話してはじめて信頼関係って生まれるものだと思うので。
PRIVATE
最近あった面白いことは?
昔日本にあったゲームが、今ベトナムに卸されているようで、人気なんです。そのうちの一つが狙撃のゲームなのですが、僕が高校一年によく遊んでいたので、16年くらい前のゲームですかね。あまりも年季が入りすぎて、肘を乗せるところが凹んでいるという(笑)
あとは、中古のTシャツが山のように積まれてる中に、たまに日本語のTシャツがあるのですが、すき家のユニフォームが出てきたり、学園祭で使われたようなTシャツが出てきたりします。思いっきりクラスメイトの個人名が入ってるし、笑ってしまいました。そういう日本ではあり得ない場面に遭遇するところが、ベトナムの面白さでもあるんですよね。街中で、普通のおじさんが日本の高校のジャージを着ているのも見かけます(笑)
あとは、中古のTシャツが山のように積まれてる中に、たまに日本語のTシャツがあるのですが、すき家のユニフォームが出てきたり、学園祭で使われたようなTシャツが出てきたりします。思いっきりクラスメイトの個人名が入ってるし、笑ってしまいました。そういう日本ではあり得ない場面に遭遇するところが、ベトナムの面白さでもあるんですよね。街中で、普通のおじさんが日本の高校のジャージを着ているのも見かけます(笑)
ネルソン水嶋さんからのメッセージ!
これは誰かへのメッセージというか、メディアという形を通して叶えていきたい私個人のテーマでもあるんですが、海外で働くことをかっこよく見せるのは終わりにしよう、と言いたいですね。日本を飛び出して海外で活躍しよう、というようなキャッチコピーをよく見かけます。海外で働くことはかっこいいと言う風潮がありますが、日本にいたって海外にいたって、どちらも苦労はあります。今の風潮では、「海外で働くことってかっこいい」と憧れている人しか集めないのでは?と思いますね。海外で働くということは、割と泥臭いことです。憧れるようなものでもないし、生活して仕事をしていると、そんなに変わらないですよ。もっと、隣町に行く気分で海外に来てほしいなと思います。誰でも気軽に海外で生活できる、そんな時代になればいいですね。
AHR担当者からのメッセージ!
ネルソン水嶋さん、インタビューにご協力頂きありがとうございました!
ネルソンさんのベトナムの方に対する敬意がひしひしと伝わって来ました。簡単に見えて中々ムズかしい常に自然体でありたい。という想いを実際にやってのけているような印象を受け、大変素敵だなぁと思いました!
私も現在海外に住んでいますがふとした瞬間に日本人としてのモラルを忘れそうになる時があります。常に相手に対する思いやり・初心を忘れずに「日本人です!」と胸を張って言えるようにどの国の方にも接して行きたいと改めて思いました。
ネルソン水嶋さんのブログ「ベとまる」拝見しましたが、ベトナム現地の人しかわからないローカルネタがコメディっぽく書かれていて非常に面白いのでよかったら皆さんも見てみてください!
ネルソンさんのベトナムの方に対する敬意がひしひしと伝わって来ました。簡単に見えて中々ムズかしい常に自然体でありたい。という想いを実際にやってのけているような印象を受け、大変素敵だなぁと思いました!
私も現在海外に住んでいますがふとした瞬間に日本人としてのモラルを忘れそうになる時があります。常に相手に対する思いやり・初心を忘れずに「日本人です!」と胸を張って言えるようにどの国の方にも接して行きたいと改めて思いました。
ネルソン水嶋さんのブログ「ベとまる」拝見しましたが、ベトナム現地の人しかわからないローカルネタがコメディっぽく書かれていて非常に面白いのでよかったら皆さんも見てみてください!