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​【経緯と思い｜海外で活躍する日本人】
ヒト・モノ・情報が全世界をあっという間に飛び交う、そんなグローバル時代に突入しました。国が異なれば文化・民族・言語等、日本国内とは大きく異なる環境・状況が存在します。
そこで、海外で活躍している日本人プレイヤーの方々に失敗談・苦労話・抱える不安・成功談等の体験談を共有して頂きました。もっと海外について多くの方に知ってもらう機会を増やしたい。海外で挑戦する若いチカラを増やしたい。素晴らしい日本を創っていってもらいたい！そんな思いから始まりました。

＜PROFILE＞
海外で活躍する日本人：秋山さん
​場所：台湾（台北）
所属：CAKEHASHI corporation　総経理
業界：人材・組織育成／ビジネスコンサルティング
特徴：「Facebook」で日台の「かけはし」になる！

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LIFEWORK

　台湾に来たきっかけとは？

台湾に来て早５年が経ちます。
まずfacebookに出会ったのは、約9年前にアメリカ滞在中にアメリカ人の友人から勧められたことがきっかけでした。使い方も知らないまま始めましたが、誰とでもすぐに繋がれるモノがあるなんて、とても衝撃でした。当時日本では、知り合い同士のみが繋がれるSNSアプリが主流でしたが、近い将来必ずビジネスとして一番になるだろう！と感じました。
それからSNSの市場に興味を持ち、日本で個人事業主として制作会社を立ち上げました。日本でfacebookを利用したビジネスについて講演をしましたが、当時利用率が１％しかなかった日本では、なかなか良い反応がありませんでした。
そんなある日、海外進出のウェブ部門で、台湾を視察する機会があり、それが初めての訪台となりました。
そこでも衝撃を受けることになったのです。
台湾では既にfacebookの利用率が60％近くあり、この国ではfacebookがビジネスになる！と感じ、台湾で会社を立ち上げることを決意しました。

　海外で働く際に不安だったことはありますか？

視察していたこともあり、不安に感じることは何もありませんでした。
元々、ビジネスをすることが好きなのもあり、
不安ではなく、新たなビジネスとしての面白み、好奇心がありました。

　台湾生活に慣れた今、不安なことはありますか？

基本ではありますが、言語（中国語）に不安があります。
日常会話する上では特に問題ありませんが、ビジネスをする上では語学は非常に重要だと思います。
現地の言葉がもっとできれば、人との付き合い（ビジネス）がスムーズに行くのではないか、と感じることが多々あります。
例えば、他企業の台湾人社長とお話しする機会です。
通訳を介して会話してしまうとどうしても堅苦しくなってしまいますよね。
やっぱり『社長同士が話して伝わる熱』みたいなものがありますので、
本腰を入れて、語学は勉強しないといけないですね。

BUSINESS

　今、日本に戻って仕事をしたいですか？

前から、日本や台湾以外の海外で仕事がしたいと考えていましたが、
今のタイミングではないと考えています。
台湾には国として、人としての魅力が沢山あり、現地（台湾）にいるからこそできること、そして強みがあるため、これからのビジネス展開が可能となっていくと思います。
台湾でのビジネスを中途半端にすることなく、将来的には海外展開も視野に入れて邁進めていくつもりです。

　仕事でストレスが溜まった時、辛い時に支えとなるものはありますか？

仕事をするにも、身体が大切ですので、気分転換や健康のために走ったり、歩いたりしています。
あと、日本のバラエティ番組を見ます。
日本と台湾ではバラエティの作りが違い、これも大好きな日本文化の一つです。

　過去の自分なら、大学卒業してすぐに来ることができましたか？

9年前までは海外で仕事するなんて全く思っていませんでした。
おかしな話ですが、そんな中13年前にとある有名な占い師さんに、「キミは将来必ず海外で仕事をする」と言われたことがありました。当時は全く信じていませんでしたが。
その占い師さんすごいですよね。

PRIVATE

　今後どのように考えられていますか？

昨年までは、社名が「CAKEHASHI corporation」ではありませんでした。
会社名というのは、想いが乗っかるものだと思っていますので、今年の初めに改名を決意しました。
日本と台湾では伝え方（プロモーションの仕方）が異なり、ムズかしいところもありますが、楽しいところも多くあります。
現状、台湾向けのサービスのみの一方通行ですが、今後は日本、台湾双方からもっと繋げられるように精進したいと考えています。

　最後に海外進出を迷っている方に一言お願いします！

言語以外は実際に何とかなります。
『百聞は一見に如かず』という言葉があるように、
いくら海外について調べても、わからないことが必ずあります。
一度旅行でも、視察でも何でもいいので、絶対に海外を直接見た方がいいです。
実際にその場所に行ってから、自分は海外で活躍するべきか否かを考えた方が、より良いビジネスになると思います。
日本は市場が大きいので、どうしても国内市場指向になってしましますが、今後はそういうわけにはいかないでしょう。日本のチャンスを皆さんで大きく作り上げていきたいですね。

　AHR担当者からのメッセージ！

今回秋山さんに台湾で活躍されている日本人第一号として、インタビューをさせて頂きました。
facebookを利用したビジネス展開など、身近なものをビジネスにする考え方も、僕個人的にも大変参考になりました。
興味を持った方はこちらから↓↓
秋山さんの会社でインターンシップ・正社員の募集もされております。

今後も多くの海外生活スペシャリストにインタビュー・発信していきたいと思います。
お忙しい中お時間を頂きありがとうございました。